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自然食研 食養生の知恵をいまのかたちに

夏バテ症状は「だるさ・倦怠感」「食欲不振」「頭痛」が上位に!?医師9割が注目する“〇〇ケア”とは…?

この記事のここがポイント

  • 8割以上の方が夏バテ
  • 夏バテ対策として肝臓のケアを行いたい
  • 飲酒後の体調・肝臓ケアの現状
  • 夏バテの原因で多いものとして「肝機能の低下」
  • 肝臓の簡単なケアに有効とは

夏バテの原因は「気温・湿度の上昇」「栄養バランスの乱れ」「睡眠不足」「肝機能の低下」が上位!

株式会社自然食研(所在地:大分県豊後高田市、代表者:佐々木 興平)は、①夏バテを経験したことがある30代以上の男女/②内科医を対象に、「夏バテの原因と対策」に関する調査を行いました。

年々厳しさを増す日本の夏。
「だるさ」「食欲不振」「胃もたれ」など、“夏バテ”に悩まされる方は多いのではないでしょうか。
これまでその原因として、気候の変化や水分不足、栄養の偏りなどが主にあげられてきましたが、近年注目され始めているのが「肝機能の低下」との関係です。
肝臓は代謝や解毒など、体調を維持するうえで重要な役割を担う臓器ですが、夏の不調とどのような関わりがあるのでしょうか。

そこで今回、株式会社自然食研は、①夏バテを経験したことがある30代以上の男女/②内科医を対象に、「夏バテの原因と対策」に関する調査を行いました。

調査概要:「夏バテの原因と対策」に関する調査

調査期間
2025年6月3日(火)~2025年6月4日(水)
調査方法
PRIZMAによるインターネット調査
調査人数
1,011人(①507人/②504人)
調査対象
調査回答時に①夏バテを経験したことがある30代以上の男女/②内科医と回答したモニタ
調査元
株式会社自然食研
モニター提供元
PRIZMAリサーチ

※この調査の内容は、あくまで医師を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。

8割以上の方が夏バテによるだるさ・倦怠感に悩まされている

はじめに、夏バテを経験したことがある30代以上の男女にうかがいました。

夏バテを経験したことがある30代以上の男女
夏バテを経験したことがある30代以上の男女への調査

「夏バテになる主な時期」について尋ねたところ、『7月下旬~8月中旬(57.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『8月下旬~9月上旬(31.3%)』となりました。

約6割の方が『7月下旬~8月中旬』と回答しており、この期間は猛暑日が続くことが多く、体への負担が大きいためと考えられます。『8月下旬~9月上旬』も約3割の方が回答しており、残暑や季節の変わり目による不調にも注意が必要なようです。

この期間は気温の上昇に加え、湿度も高くなるため体温調節が難しく、疲労や不調を感じやすい傾向があります。さらに、夏季休暇や帰省、イベントなどにより生活リズムが乱れがちで、睡眠不足や食生活の偏りが起きやすくなる点も、体への負担につながっていると考えられます。

夏バテによる症状で悩まされたことがあるもの
夏バテによる症状で悩まされたことがあるものの調査

「夏バテによる症状で悩まされたことがあるもの」について尋ねたところ、『だるさ・倦怠感(85.2%)』が最も多く、『食欲不振(52.3%)』『頭痛(23.9%)』と続きました。

8割以上の方が『だるさ・倦怠感』に悩まされたことがあり、暑さや湿度による体力の消耗、自律神経の乱れ、睡眠不足などが複合的に影響していることがうかがえます。
また、『食欲不振』も半数以上の方が悩まされており、胃腸機能の低下や冷たいもののとりすぎなどが原因として考えられます。

「頭痛」は水分不足や睡眠の質の低下、冷房による血行不良なども関係している可能性があり、特に注意が必要です。

では、夏バテは生活にどれくらい影響があるのでしょうか。

「夏バテの生活への影響度」について尋ねたところ、7割以上の方が『かなり影響あり(12.8%)』『やや影響あり(61.3%)』と回答しました。

多くの方が夏バテによる体調不良によって日常生活に支障があると感じていることが示され、軽視できない状態であり、普段からの夏バテ対策が重要であることがうかがえます。

夏バテによる影響は、仕事のパフォーマンス低下や家事の効率悪化、外出や対人活動の減少など、日常生活全般に広がる傾向があります。体調不良が長引くことで気分の落ち込みを感じるケースもあり、季節の変わり目に備えた継続的に体調を整える意識が一層求められます。

夏バテ対策として肝臓のケアを行いたいと回答した方は約8割!

では、肝機能と夏バテの関係を知っている方はどの程度いるのでしょうか。
引き続き、夏バテを経験したことがある30代以上の男女にうかがいました。

夏バテを経験したことがある30代以上の男女
夏バテを経験したことがある30代以上の男女への調査

「肝機能の低下が夏バテの一因となることを知っていたか」と尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

  • 『知っていた(8.3%)』
  • 『聞いたことはあるが詳しくは知らない(26.8%)』
  • 『知らなかった(64.9%)』

多くの方が夏バテと肝機能の関係を知らないことが明らかになりました。

夏バテは、高温多湿、室内外の温度差といった直接的な原因が注目されがちなので、肝機能との関連性については浸透していない可能性があります。また、肝機能は自覚症状が乏しいことも影響していると考えられます。

肝臓は代謝や解毒など多様な役割を担う臓器でありながら、日常生活の中でその機能を実感する機会が少ないため、関心が向きにくい側面もあります。今回の結果は、夏場に起こる体調変化に対する理解を深めるとともに、内臓機能の重要性に目を向けるきっかけとなる可能性を示しています。

夏バテとの関連性はあまり知られていないようですが、どれくらいの方が肝臓のケアに興味があるのでしょうか。

「夏バテ対策として肝臓のケアを行いたいか」と尋ねたところ、約8割の方が『とてもそう思う(16.4%)』『ややそう思う(60.6%)』と回答しました。

肝機能の低下の夏バテへの影響を知らなかった方は6割以上いましたが、多くの方が肝臓のケアに前向きな姿勢を示しました。

この結果から、肝臓のケアが夏バテに有効であるという認識が広がれば、より多くの方が意識するようになると考えられます。

背景には、健康意識の高まりや情報に触れる機会の増加により、体の内側から整えるアプローチへの関心が高まっていることが挙げられます。肝臓は自覚症状が出にくい臓器とされているため、日頃から意識的にケアを取り入れたいと考える人が増えているのかもしれません。

3割以上の内科医が夏バテの原因で多いものとして「肝機能の低下」をあげている

続いて、夏バテの原因や対策について、内科医にうかがいました。

夏バテの原因や対策
夏バテの原因や対策の調査

「夏バテの原因として多いもの」を尋ねたところ、『気温・湿度の上昇(57.9%)』が最多で、『栄養バランスの乱れ(47.8%)』『睡眠不足(43.5%)』『肝機能の低下(35.9%)』と続きました。

高温多湿の環境は自律神経のバランスを崩しやすく、体の機能への負担も大きいため、『気温・湿度の上昇』が最も多い結果となりました。『栄養バランスの乱れ』や『睡眠不足』も上位にあがり、生活習慣の乱れが夏バテに大きく影響していることがわかります。

また、『肝機能の低下』も3割以上の方があげており、見過ごせない原因であることが示されました。

これらの回答結果からは、夏バテの原因が一つに限らず、複数の要因が複雑に絡み合っていることがわかります。なかでも「肝機能の低下」に言及する医師が一定数いる点は注目され、体内環境の乱れが夏場の不調と無関係ではないと考える傾向もみられます。

「夏バテ対策として患者に勧めている生活改善策」について尋ねたところ、『水分補給(55.0%)』が最も多く、『バランスの良い食事(47.0%)』『睡眠の質の向上(44.1%)』と続きました。

半数以上が「水分補給」を最も重視しており、脱水や体温調節機能の低下が夏バテの主な原因であるためと考えられます。前の質問で多い原因としてあげられた「食事のバランス」「睡眠の質」の改善も上位にあがり、夏バテ対策に不可欠であることが示されました。

また、「肝臓のケア」についても約3割の方が挙げており、夏バテ対策として一定の関心が寄せられていることがわかります。医師の視点でも肝機能を意識した対応が一部行われていると考えられます。

これらの生活習慣改善策は、医師が日常的に患者へ伝えている基本的な健康管理のアドバイスでもあり、特別な対応というよりも、継続的な意識づけとして推奨されていると考えられます。無理のない範囲で実践できる点も、患者の実践意欲を高める要因の一つといえるでしょう。

では、内科医は肝臓のケアをどのくらい有効だと考えているのでしょうか。

内科医は肝臓のケアをどのくらい有効だと考えているのでしょうか。

内科医は肝臓のケアをどのくらい有効性
内科医は肝臓のケアをどのくらい有効性の調査

「肝臓をケアすることは夏バテ対策として有効か」と尋ねたところ、約9割の方が『とても有効だと思う(42.5%)』『やや有効だと思う(48.2%)』と回答しました。

大多数の内科医が肝臓のケアは夏バテ対策として有効だと考えていることが明らかになりました。

肝臓はエネルギー生成や疲労物質の処理などの重要な役割を担っており、その機能低下が夏バテ特有のだるさや倦怠感を招き、肝臓をケアすることで体力の維持や回復が期待できることから、夏バテ対策において重視されていると考えられます。

今回の結果は、内科医の臨床現場での実感や経験に基づいた判断が反映されていると考えられます。肝臓は体調を内側から支える重要な臓器であり、夏季の体調管理においても意識される機会が増えていることがうかがえます。このような専門的な視点が、今後の生活者の行動にも影響を与える契機になる可能性があります。

肝臓の簡単なケアに有効なのは「バランスの良い食事」「肝機能を助ける食品の摂取」「サプリメントの摂取」

夏バテ対策として肝臓のケアが有効だと考える内科医は、肝臓に重要な栄養素や簡単にできるケアについてはどのような見解をもっているのでしょう。

ここからは、前の質問で『とても有効だと思う』『やや有効だと思う』と回答した方にうかがいました。

肝臓に重要な栄養素や簡単にできるケア

取り入れやすい飲酒後のケア
肝臓に重要な栄養素や簡単にできるケアの調査

「肝臓をケアするために重要だと思う栄養素」を尋ねたところ、『ビタミンB群(48.4%)』が最も多く、『タウリン(45.1%)』『オルニチン(43.5%)』と続きました。

エネルギー代謝や疲労回復、肝臓の解毒作用をサポートする『ビタミンB群』、胆汁酸の分泌促進や肝細胞を保護する『タウリン』、アンモニアの解毒を促進する『オルニチン』が上位にあがりました。これらは肝臓の負担軽減や機能維持のために重要な栄養素として、医師の間で広く認識されているようです。

これらの栄養素は身近な食品にも多く含まれており、日常の食生活の中でも無理なく取り入れやすい点が特長です。また、肝臓に関連する栄養素として医師が共通して言及していることから、栄養バランスの見直しを意識する上で、ヒントとなる成分だといえるでしょう。

では、これらの栄養素の摂取などの肝臓のケアを簡単に行うには、どのようなことが有効なのでしょうか。

「夏バテ対策として肝臓のケアを簡単に行うために有効なこと」について尋ねたところ、『バランスの良い食事を意識する(56.0%)』が最も多く、『しじみやあさり、きのこ類など肝機能を助ける食品を摂る(54.1%)』『サプリメントを摂取する(38.1%)』と続きました。

普段から栄養バランスを意識し、さらにしじみなどの肝機能を助ける食品を積極的に摂取することで、無理なく肝臓をケアしていけることが明らかになりました。また、サプリメントの摂取も、日常生活で手軽に肝臓のケアをする方法として支持を得ていることが示されました。

こうした方法は、特別な準備や負担を必要とせず、日々の食事や生活習慣の中で自然に取り入れやすい点が利点です。また、いくつかの選択肢があることで、自分に合ったスタイルを見つけやすく、継続的な取り組みにもつながりやすいと考えられます。こうした柔軟性のあるケア方法が、多くの人の関心を集めている要因のひとつといえるでしょう。

まとめ

「肝機能の低下」が夏バテの一因!無理せず取り入れられる方法で肝臓のケアを意識して

本調査を通して明らかになったのは、「夏バテ」という身近な季節の不調が、想像以上に多様な要因で構成されており、特に見過ごされやすい“肝機能の低下”が鍵のひとつになっているということです。多くは、夏バテの主な原因として「暑さ」「湿度」「睡眠不足」「食生活の乱れ」などを挙げていますが、実際に医学的にも“内臓機能の乱れ”、とくに肝臓の負担が症状を悪化させる可能性があることが示唆されています。

特筆すべきは、夏バテと肝臓の関係性について「知らなかった」と回答した人が6割以上を占めた一方で、「肝臓のケアを取り入れたい」と考えている人が約8割にも達していたことです。これはつまり、「知らなかったけれど、知った今は取り組みたい」とする、行動変容の余地を大きく秘めた層の存在を示しています。これは啓発のチャンスであり、正しい情報の提供が人々の行動を促す力を持っていることを示す結果と言えるでしょう。
また、内科医の9割以上が「肝臓のケアは夏バテ対策として有効」と回答している点は、医療現場での明確な認識として見逃せません。現代の夏バテは、単なる暑さ対策では太刀打ちできないことが明らかになっており、「内臓のコンディション」まで視野に入れた体調管理が求められています。医師が推奨するケア方法が「水分補給」や「栄養のある食事」「睡眠の質向上」といった“基本的な生活習慣の見直し”に集約されている点も、無理なく取り組める実践方法の指針となります。

さらに、「サプリメントの活用」や「肝機能を助ける食品の摂取」が選択肢として注目されている点は、多忙な現代人のライフスタイルに即した“継続可能なケア”の在り方として興味深い傾向です。義務感ではなく、自分に合った方法で無理なく取り入れられることが、健康習慣の定着に不可欠だといえるでしょう。

これからの季節、「夏バテ=我慢するもの」と捉えるのではなく、「夏を乗り切るために自分にできることを選ぶ」姿勢が大切です。そのひとつとして“肝臓へのいたわり”という視点を持つことは、夏に限らず1年を通した体調管理の土台となるはずです。

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