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自然食研 食養生の知恵をいまのかたちに

会社員の約7割が「断れない」!?…
接待や会食による飲酒の実態を徹底調査

この記事のここがポイント

  • 会食で7割が断れず飲酒
  • 翌日に眠気・集中力低下など不調
  • 約9割の内科医が『肝臓に負担』と回答
  • ケアは休肝日・水分補給・睡眠が中心
  • 日々のケアで健康を支えることが重要

接待や会食で増える飲酒量、翌日の不調…内科医の約9割がケアが必要と回答

株式会社自然食研(所在地:大分県豊後高田市、代表者:佐々木 興平)は、①接待や会食で日常的に飲酒する会社員/②内科医を対象に、「接待・会食による飲酒習慣」に関する調査を行いました。

ビジネスシーンに欠かせない接待や会食ですが、取引先との信頼構築や社内コミュニケーションの一環として重要視される一方で、飲酒が習慣化しやすくなる可能性があります。
仕事の場だからこそ「断れずに飲む」こともあり、翌日のパフォーマンスや長期的な健康に影響を与える要因として懸念されています。
では、接待や会食に参加する会社員は、普段よりどの程度多くお酒を飲んでおり、翌日の体調や仕事へのどのような影響を感じているのでしょうか。
そして、内科医はこのような飲酒習慣についてどのように考えているのでしょうか。

そこで今回、株式会社自然食研は、①接待や会食で日常的に飲酒する会社員/②内科医を対象に、「接待・会食による飲酒習慣」に関する調査を行いました。

調査概要:「接待・会食による飲酒習慣」に関する調査

調査期間
2025年9月5日(金)~2025年9月8日(月)
調査方法
PRIZMAによるインターネット調査
調査人数
1,003人(①501人/②502人)
調査対象
調査回答時に①接待や会食で日常的に飲酒する会社員/②内科医と回答したモニター
調査元
株式会社自然食研
モニター提供元
PRIZMAリサーチ

※この調査の内容は、あくまで医師を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。

約7割が経験、会食でお酒を断れない現実

はじめに、接待や会食の頻度や飲酒量について、接待や会食で日常的に飲酒する会社員にうかがいました。

接待や会食の頻度
接待や会食の頻度

「接待や会食の頻度」について尋ねたところ、『月に1回以下(32.5%)』と回答した方が最も多く、『週に1〜2回(26.0%)』『月に2〜3回(23.7%)』と続きました。

『月に1回以下』と回答した方が最も多いですが、『週に1〜2回』『月に2〜3回』もそれぞれ2割を超えており、業種・役職・業務スタイルの違いが影響していると推測されます。

また、『週に3〜4回(14.4%)』『週に5回以上(3.4%)』と回答した人もおり、『月に2〜3回(23.7%)』を含めると、全体の41.5%が月2回以上の頻度で接待や会食に参加していることになります。さらに「週に3〜4回」と「週に5回以上」を合わせると17.8%となり、約5人に1人は週に複数回会食に参加している計算です。最多は「月に1回以下(32.5%)」でしたが、一定数は高頻度で会食を繰り返している実態が明らかになりました。

接待や会食での飲酒量の変化
接待や会食での飲酒量の変化

次に「接待や会食での飲酒量は、普段と比べてどう変化するか」について尋ねたところ、約半数が『かなり増える(12.4%)』『やや増える(38.1%)』と回答しました。

接待や会食では普段よりも飲酒量が増えると答えた方が約半数にのぼり、接待や会食では"普段よりも飲みすぎてしまう"ケースが少なくなく、仕事上の付き合いや場の雰囲気により、自分の意思だけでは調整が難しい実態が見えてきます。

一方で『普段と変わらない(37.5%)』『やや減る(9.4%)』『かなり減る(2.6%)』と回答した人も合わせて49.5%にのぼりました。「変わらない」と答えた人が最も多く、全体の4割近くを占めており、会食の場であっても普段の飲酒量を維持する層が一定数存在することがわかります。また「やや減る」「かなり減る」と回答した人は合計で12.0%となり、飲酒量を抑える傾向を示す層も見られました。つまり、接待や会食で飲酒量が増える人が半数を占める一方で、変わらない人や減らす人も少なくなく、飲酒行動にはばらつきがあることが明らかになりました。

では、どの程度の方が接待や会食で飲酒を断れなかった経験があるのでしょうか。

「接待や会食で断れずに飲むことはあるか」について尋ねたところ、約7割が『よくある(22.0%)』『ややある(48.7%)』と回答しました。

約7割が「断れずに飲むことがある」と回答したことから、ビジネスの場特有の"空気"や"断りにくさ"があるのではないでしょうか。

これに対し、『あまりない(20.9%)』『まったくない(8.4%)』と回答した人も合わせて約3割を占めており、接待や会食の場でも断らずに飲むことが少ない、あるいはほとんどないとする層も確認されました。ただし全体の傾向としては「断れずに飲む」と答えた人が7割を超えており、多数派であることが数値から明らかです。特に「よくある」と答えた人は22.0%と2割を超えており、繰り返し経験している層も存在します。結果として、接待や会食の場では飲酒を断ることが難しい人が多数派である一方で、状況によって断ることができている人もいる実態が浮かび上がりました。

接待や会食の翌日のパフォーマンスへの影響と理想のケアとは

接待や会食による飲酒は体調にどのように影響しているのでしょうか。
引き続き、接待や会食で日常的に飲酒する会社員にうかがいました。

翌日のパフォーマンスへの影響
接待や会食が続いた場合の翌日への影響

「接待や会食が続いた場合、翌日のパフォーマンスにどのような影響があるか」について尋ねたところ、『眠気や倦怠感(41.3%)』が最も多く、『集中力の低下(34.1%)』『頭痛(27.5%)』と続きました。

「眠気や倦怠感」が約4割を占めており、接待や会食が続いた際に多くの方が翌日の仕事に支障を感じている実態が明らかになりました。こうした影響は一時的な疲労にとどまらず、業務効率や判断力の低下を招く恐れがあります。

そのほかにも『朝起きられない(23.8%)』『ミスが増えるなど作業効率の低下(21.6%)』『判断力の低下(21.4%)』といった回答もあり、身体面だけでなく仕事の正確性や判断力にも影響が及んでいることが示されました。特に「眠気や倦怠感」「集中力の低下」といった主要な不調に加え、複数の症状を同時に抱える人もすくなくありません。これらの結果から、接待や会食が続くことは単なる疲労にとどまらず、業務全般の質に広く影響を与えている実態が浮き彫りになりました。

では、こうした不調に対して、会社員の方はどのようなケアを理想としているのでしょうか。

「接待や会食が続く際に、理想的だと思うケア」について尋ねたところ、『休肝日を設ける(39.9%)』が最も多く、『飲酒後に水分・栄養補給をする(39.1%)』『十分な睡眠を確保する(38.1%)』と続きました。

全体として「休む」「補う」「整える」といった基礎的なセルフケアが重視されているようです。接待や会食での飲酒が避けられない中でも、負担を最小限に抑える意識は多くの方にあることがうかがえます。

さらに『食事もしっかりとる(30.1%)』『サプリメントなどを服用する(27.7%)』『アルコール度数の低い飲み物を選ぶ(27.0%)』といった回答も見られました。割合は上位3項目に比べて低いものの、日常の工夫や飲酒時の選択を通じて体調を整えようとする意識がうかがえます。特に「食事」や「アルコール度数の低い飲み物の選択」は取り入れやすい習慣とされ、「サプリメントの服用」は補助的な手段として一定の支持を集めていました。全体を通じて、複数の方法を組み合わせながら接待や会食の影響を和らげようとする姿勢が見て取れます。

接待や会食後の体調ケアは「必要」と感じている内科医は約9割

では、接待や会食による連日の飲酒は、肝臓にどれほどの負担をかけているのでしょうか。
ここからは内科医にうかがいました。

内科医の認識:肝臓への負担
接待や会食による連日の飲酒が肝臓に与える負担(内科医の認識)

「接待や会食による連日の飲酒は、肝臓にどの程度負担を与えると思うか」について尋ねたところ、約9割が『とても負担を与えると思う(45.6%)』『やや負担を与えると思う(43.6%)』と回答しました。

多くの内科医が、日々接待や会食を重ねることで肝臓に大きな負担がかかっていると懸念していることがわかります。自覚症状が出にくい臓器だからこそ、気づかぬうちに疲弊している可能性を懸念している方も多いのではないでしょうか。

一方で『あまり負担を与えないと思う(9.4%)』『まったく負担を与えないと思う(1.4%)』と回答した人も少数ながら存在しました。全体としては「負担を与える」と捉える見解が中心であり、大多数が肝臓への負担を意識している状況です。なかでも『とても負担を与える』が45.6%と最も多く、強い認識が一定の割合で示されています。こうした結果から、接待や会食に伴う連日の飲酒について、医師の間で懸念が広く共有されていることがうかがえます。

次に、「接待や会食が多い方は、飲酒後の体調を整えるためにケアが必要だと思うか」について尋ねたところ、約9割が『とてもそう思う(45.6%)』『ややそう思う(41.4%)』と、必要性を感じていることが明らかとなりました。

約9割の内科医が、接待や会食が多い方には飲酒後の体調ケアが不可欠だと感じていることが明らかになりました。連日の飲酒が健康や仕事のパフォーマンスに及ぼす影響を意識し、その負担を軽減するためのケアを重視していることがうかがえます。

『あまりそう思わない(11.8%)』『まったくそう思わない(1.2%)』と回答した人も存在し、必要性をあまり強く感じていない層も一部に見られました。ただし全体の9割近くが「必要」と考えていることから、体調ケアに前向きな意識が大多数を占めていることがわかります。特に「とてもそう思う」が45.6%と最も多く、強く必要性を意識している回答が半数近くにのぼりました。結果として、少数の否定的な回答も見られる一方で、全体的には体調ケアの必要性を重視する考え方が中心を占めていることが示されました。

では、内科医は、接待や会食が多い方は飲酒後のケアをどの程度意識できていると思っているのでしょうか。

内科医の認識:ケアの意識
飲酒後の体調ケアを意識できているか(内科医の認識)

「接待や会食が多い方は、飲酒後の体調を整えるためのケアを意識できていると思うか」について尋ねたところ、約8割が『しっかり意識できていると思う(39.2%)』『やや意識できていると思う(45.8%)』と回答しました。

内科医の大多数が、接待や会食が多い方は飲酒後の体調ケアを意識できていると回答しており、多くの方が健康を気にかけていると内科医も認識していることが明らかになりました。

一方で『あまり意識できていないと思う(13.2%)』『まったく意識できていないと思う(1.8%)』と答えた人も一定数存在しました。全体では少数にとどまるものの、必ずしもすべての人が体調ケアを十分に意識しているわけではないことがわかります。それでも約8割が意識できていると評価されていることから、接待や会食の多い環境においても体調管理に前向きな姿勢が広く認識されているといえます。さらに「しっかり意識できている」との回答が4割近くを占めており、ケアへの取り組みを高く評価する見方が多く示されていました。

内科医が実践するケア第1位は「定期的な休肝日」

では、ケアを怠った場合にはどのようなリスクが生じると認識されているのでしょうか。
引き続き、内科医にうかがいました。

ケアを行わないリスク
ケアを行わないことのリスク(内科医の認識)

「接待や会食が続く中で、ケアを行わないとどのようなリスクがあると思うか」について尋ねたところ、『肝臓への負担が蓄積する(46.2%)』が最も多く、『体調を崩しやすくなる(41.6%)』『翌日に疲労や倦怠感が残る(38.1%)』と続きました。

約半数が「肝臓への負担が蓄積する」と回答しており、ケアを怠ると肝臓についてのリスクがあると認識されていることが明らかになりました。さらに「体調を崩しやすくなる」「翌日に疲労や倦怠感が残る」といった回答も多く、短期的な不調から慢性的な疾患リスクまで幅広い影響が懸念されているようです。

そのほか『生活習慣病のリスクが高まる(34.3%)』『集中力や判断力が低下する(23.5%)』『気分の落ち込みやストレスが増える(14.5%)』『睡眠の質の低下(9.8%)』といった回答もあり、身体面だけでなく精神面や生活習慣全般にまで影響が及ぶことが示されました。特に集中力や判断力の低下は仕事のパフォーマンスに直結する可能性があり、医師がリスクとして重視している点は注目されます。結果として、内科医の多くはケア不足の影響を単なる体調不良にとどまらず、広範な問題として認識していることがわかります。

では、内科医は接待や会食で飲酒をする場合、体調を整えるためにどのようなケアを心がけているのでしょうか。

「ご自身が接待や会食などで飲酒をする場合、どのようなケアを行っているか」について尋ねたところ、『休肝日を定期的に設ける(43.8%)』が最も多く、『飲酒後に水分・栄養補給をする(40.6%)』『肝臓ケアができるサプリメントを服用する(31.1%)』と続きました。

接待や会食で飲酒をした際のケアとしては「休肝日を定期的に設ける」が約4割で最も多く、基本的な体調管理を重視する姿勢がうかがえます。会社員の理想とするケアと内科医が実際に行っているケアで「休肝日」と「水分・栄養補給」が共通して上位に挙がっており、意識の方向性は一致していることが示されました。また、内科医はサプリメントの服用が3割を超えており、補助的な手段も取り入れていることが明らかになりました。

さらに『お酒をゆっくり飲む(27.9%)』『水を一緒に飲む(27.1%)』『食事もしっかりとる(17.7%)』『アルコール度数の低い飲み物を選ぶ(9.8%)』といった回答も見られました。これらは飲酒後だけでなく、飲んでいる最中から意識される工夫である点が特徴です。特に「水を一緒に飲む」や「食事をとる」といった方法は、身近で実践しやすいケアとして取り入れられていました。結果として、内科医は休肝日や栄養補給といった基本的な体調管理に加え、飲み方や生活習慣の工夫を組み合わせてリスク軽減を図っていることが示されました。

まとめ

約7割の会社員が接待や会食での飲酒を「断れない」!ケアの必要性が浮き彫りに

今回の調査で、接待や会食で日常的に飲酒する会社員の実態や意識と、内科医の認識や実践から、接待や会食での飲酒についてのケアの必要性が明らかになりました。

会社員の「接待や会食の頻度」は、「月1回以下」が多い一方で、「週1〜2回」や「月2〜3回」と回答した方も2割を超えており、業種や役職によっては飲酒の機会が比較的多いことが推測されます。

また、接待や会食では飲酒量は「増える」と答えた方が約半数にのぼり、雰囲気や仕事上の関係性から"断れない状況"が形成されている実態も明らかになりました。その結果、約7割の方が「接待や会食では飲酒を断れない」と回答しており、ビジネス特有の空気感があることが示されています。

接待や会食が続くことで、翌日に「眠気・倦怠感」「集中力の低下」「頭痛」といった不調を感じている方が多く、業務効率や判断力に影響があるようです。

そのため、理想的なケアとしては「休肝日」「水分・栄養補給」「十分な睡眠」といった基礎的なセルフケアが重視されていました。

内科医の約9割も接待や会食が続く場合は「体調ケアは必要」と回答しており、多くの方が健康リスクを認識していることがうかがえます。

さらに、接待や会食による連日の飲酒が肝臓に与える影響については、内科医の約9割が「負担になる」と回答し、ケアを行わないことでの「肝臓への負担の蓄積」リスクが最も懸念されていました。

実際に内科医が行っているケアとしても「休肝日」「水分・栄養補給」が上位に挙がり、会社員の理想のケアと方向性が一致していました。

一方で、内科医の回答では「サプリメントの服用」が約3割にのぼり、補助的な手段も取り入れていることが明らかになりました。

この結果から、接待や会食で日常的に飲酒している会社員は、健康を保つためのケアが必要であることが明らかになりました。

休肝日や水分・栄養補給に加え、サプリメントのような無理なく続けられる方法を取り入れてみるとよいのではないでしょうか。

加えて、内科医の回答には『お酒をゆっくり飲む(27.9%)』『水を一緒に飲む(27.1%)』『食事をしっかりとる(17.7%)』『低アルコール飲料を選ぶ(9.8%)』といった実践も含まれていました。これらは飲酒後のケアに限らず、飲んでいる最中から体調への配慮を行う取り組みであり、より日常に即した工夫といえます。特に「水を一緒に飲む」「食事をとる」といった方法は実践しやすい工夫として多く挙げられており、内科医が基本的な管理に加えて飲み方や生活習慣を調整し、負担軽減を意識していることが明らかになりました。

今回の調査から、接待や会食による飲酒は多くの会社員にとって避けがたい現実である一方、ケアの工夫次第でその影響を抑えることが可能であることが見えてきました。日々の小さな意識と実践が、健康と仕事の質を守る大きな一歩となるのではないでしょうか。

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