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自然食研 食養生の知恵をいまのかたちに

【年末年始の体重増加】7割以上の方が経験…!?
暴飲暴食で増える体重と肝臓への負担の対策は…?

この記事のここがポイント

  • 約7割が「お正月太り」を経験
  • 体重増加の原因は「おつまみ・食事の量」
  • 医師が懸念するのは「肝機能低下」
  • 肝臓の疲れが代謝をダウンさせる
  • 医師推奨は食生活改善とサポート食品活用

医師が懸念するのは体重より「肝臓」!推奨する"内側リセット術"が明らかに

株式会社自然食研(所在地:大分県豊後高田市、代表者:佐々木 興平)は、①週1回以上飲酒する20〜60代の男女/②内科医を対象に、「年末年始の飲酒と体重増加・肝臓負担」に関する調査を行いました。

年末年始は、忘年会や新年会などで飲酒の機会が増え、つい食べすぎ・飲みすぎになりがちな季節です。

開放的な気分から生活リズムも乱れやすく、「お正月太り」や「肝臓への負担」を感じる方も多いのではないでしょうか。

では、実際に年末年始の食事・飲酒によって、どのような体調への影響を感じているのでしょうか。

そこで今回、株式会社自然食研は、①週1回以上飲酒する20〜60代の男女/②内科医を対象に、「年末年始の飲酒と体重増加・肝臓負担」に関する調査を行いました。

調査概要:「年末年始の飲酒と体重増加・肝臓負担」に関する調査

調査期間
2025年12月5日(金)~2025年12月9日(火)
調査方法
PRIZMAによるインターネット調査
調査人数
1,001人(①501人/②500人)
調査対象
調査回答時に①週1回以上飲酒する20〜60代の男女/②内科医と回答したモニター
調査元
株式会社自然食研
モニター提供元
PRIZMAリサーチ

※この調査の内容は、あくまで医師の方を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。

年末年始は飲みすぎシーズン?飲酒量が増える方は約6割、理由は"断れないお付き合い"や"開放感"

はじめに、年末年始の飲酒量について週1回以上飲酒する20〜60代の男女にうかがいました。

年末年始の飲酒量は、普段と比べてどのくらい変わるか
年末年始の飲酒量は、普段と比べてどのくらい変わるか

「年末年始の飲酒量は、普段と比べてどのくらい変わるか」と尋ねたところ、約6割が『とても増える(16.4%)』『やや増える(44.7%)』と回答しました。

やはり年末年始は様々なイベントも重なるためか、普段よりも飲酒量が増加する傾向にあるようです。

「増える」と回答した人が過半数を占める一方で、飲酒量に変化がない、または増えないと回答した人も一定数含まれています。この結果から、年末年始の飲酒量の変化は、すべての人に同じ形で表れるわけではないことが読み取れます。また、「とても増える」と「やや増える」に回答が分かれている点から、飲酒量が増えたと感じている人の中でも、その程度には違いがある様子がうかがえます。年末年始の飲酒量については、増加の有無だけでなく、変化の度合いにも個人差が見られる結果となりました。

では、具体的にどのような理由で飲酒量が増えているのでしょうか。

ここからは、前の質問で『とても増える』『やや増える』と回答した方に聞きました。

年末年始に飲酒量が増える理由
年末年始に飲酒量が増える理由

「年末年始に飲酒量が増える理由」について尋ねたところ、『人付き合いの機会が増えるから(63.7%)』と回答した方が最も多く、『自宅で飲む機会が増えるから(56.5%)』『行事が連続するから(クリスマス、年越し、三が日など)(45.8%)』となりました。

忘年会や新年会といった「人付き合いの機会が増えること」による外的な要因に加え、
長期休暇によって自宅で過ごす時間が増え、「家飲み」の頻度が高まるといった生活環境の変化も、年末年始の飲酒量を押し上げる主な要因となっていることがうかがえます。

特に、クリスマスから三が日にかけては行事が連続するため、休肝日を作る隙がなく、連日飲酒してしまうケースも多いのではないかと推測されます。

また、上位の理由を見ると、飲酒の場面は外出先と自宅の両方に広がっており、年末年始は飲酒機会が多方面から増加している様子がうかがえます。加えて、『気分が開放的になるから(30.4%)』と回答した方もおり、年末年始特有の非日常感や解放感は、普段とは異なる飲酒行動につながりやすい背景の一つと考えられます。社会的な機会、個人的な環境、そして心理的な開放感という複数の要因が重なり合うことで、この時期の飲酒量は多層的に押し上げられている様子がうかがえます。

では、年末年始の飲酒によって、具体的にどのような体の変化を実感する方が多いのでしょうか。

「年末年始に飲酒量が増えることで、どのような変化を感じることが多いか」と尋ねたところ、『体重増加(42.8%)』と回答した方が最も多く、『体のだるさ(42.2%)』『肝臓の疲労感(32.0%)』となりました。

『体重増加』と『体のだるさ』が約4割となり、ほぼ同率で上位に並ぶ結果となりました。

このことから、年末年始の飲酒は、目に見える「体型の変化」と、自覚症状としての「身体的な疲労」という、外見・内面双方に同時にダメージを与えていることがわかります。

また、約3割が『肝臓の疲労感』を感じており、連日の飲酒が臓器レベルで負担となっていることがうかがえます。

さらに、約3割が『顔や体のむくみ(28.8%)』を挙げており、年末年始の飲酒による自覚症状が多岐にわたることがわかります。体重や疲労感、肝機能への影響だけでなく、むくみという別の身体的変化を感じている方も一定数おり、飲酒による影響の現れ方には個人差がある様子がうかがえます。回答からは、体重、疲労、肝臓、むくみといった複数の項目が挙げられており、年末年始の飲酒は身体の多方面に影響を及ぼしていることを示す結果となりました。

気づけば"お正月太り"…!年末年始に体重が増える理由、第1位は「おつまみや食事の量」

多くの方が年末年始の飲酒による変化として「体重増加」を挙げていましたが、実際にどの程度の方が「お正月太り」を経験しているのでしょうか。
引き続き、週1回以上飲酒する20〜60代の男女にうかがいました。

年末年始に体重が増えた経験はあるか
年末年始に体重が増えた経験はあるか

「年末年始に体重が増えた経験はあるか」と尋ねたところ、約7割が『ほぼ毎年ある(29.7%)』『たまにある(44.7%)』と回答しました。

実に約7割が、年末年始に「体重増加」を経験しているという実態が浮き彫りになりました。

多くの方にとって、この時期の体重管理がいかに難しい課題であるかがわかります。

回答の内訳を見ると、「たまにある」が最も多く、「ほぼ毎年ある」を大きく上回っています。最も多い回答が「毎年」ではなく「たまに」であることから、年末年始の体重増加は、すべての年で一律に起こる現象ではないことが読み取れます。また、『あまりない(18.8%)』『まったくない(6.8%)』となっており、特に「まったくない」との回答は少数にとどまりました。この分布からは、年末年始に全く体重が増えない方は限られている一方、約3割の方は毎年繰り返し体重増加を経験し、約4割強の方は年によって体重が増える場合と増えない場合があるという、多様なパターンが存在していることがわかります。

そこで、前の設問で『ほぼ毎年ある』『たまにある』と回答した方に、「年末年始の体重増加の原因として最も影響が大きいと感じるもの」を尋ねたところ、『おつまみや食事の量(48.3%)』と回答した方が最も多く、『飲酒回数の増加(16.1%)』『運動不足(13.9%)』となりました。

お酒そのもののカロリーよりも、お酒と一緒に楽しむ『おつまみや食事の量』が体重増加の主因であると感じている方が約半数を占めました。

年末年始は豪華な食事が並ぶ機会が多く、飲酒によって食欲が増進されることも相まって、知らず知らずのうちにカロリーオーバーになっている可能性が高いと考えられます。

最も多い原因とそれ以外では大きな差があり、それぞれ1割前後にとどまっています。「お酒のカロリー」や「生活リズムの乱れ」を挙げた方も一定数いますが、少数派です。1位に多くの方の回答が集中している一方で、それ以外については明確な傾向が見られず、人によって重視する点が異なることがわかります。飲酒関連、運動不足、生活習慣など、様々な視点が挙げられており、原因の捉え方には個人差があることが読み取れます。

年末年始の飲酒量増加で最も懸念されるのは"肝機能低下"!体重増加との関係も指摘

次に、年末年始の飲酒習慣に潜んでいる健康リスクについて、内科医にうかがいました。

年末年始の飲酒量増加がもたらす健康リスクとして、最も懸念されるもの
年末年始の飲酒量増加がもたらす健康リスクとして、最も懸念されるもの

「年末年始の飲酒量増加がもたらす健康リスクとして、最も懸念されるもの」について尋ねたところ、『肝機能低下(39.6%)』と回答した方が最も多く、『脂肪肝(32.4%)』『内臓脂肪の増加(17.2%)』となりました。

年末年始の飲酒量増加によって、週1回以上飲酒する20〜60代の男女が感じている「体重増加」をリスクとして挙げた医師はわずかにとどまり、約7割が「肝臓への直接的なダメージ」を最も懸念していることが示されました。

これは、目に見える体重の変化よりも、「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓への負担の方が、医学的にはより深刻な問題であると捉えられていることを意味します。

上位3項目で約9割を占める一方、4位以降はすべて1割未満にとどまっています。注目すべきは、1位から3位までがいずれも「臓器への直接的影響」に関する項目である点で、医師が年末年始の飲酒リスクを評価する際の視点が、症状や生活習慣ではなく、身体内部の器質的変化に集中している様子がうかがえます。

しかしながら、目に見える「体重」を気にしてお酒を選んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、「患者が『太らない』と誤解しがちな飲み方・お酒の選び方」を尋ねたところ、『焼酎やハイボールなら太らない(51.0%)』と回答した方が最も多く、『糖質ゼロ・カロリーオフなら太らない(48.8%)』『お酒の種類を選べば量は気にしなくてよい(40.6%)』となりました。

約半数の医師が、蒸留酒や糖質オフ商品に対する「太らない」という認識を誤解であると感じているようです。

お酒の種類に関わらず、アルコール自体にカロリーがあり、またアルコール摂取が食欲を増進させる作用があるため、「種類を選べば安心」という油断こそが、かえって飲みすぎや食べすぎを招く要因になっているのかもしれません。

焼酎やハイボール、糖質ゼロ・カロリーオフという具体的な商品選択から、お酒の種類を選べば量は気にしなくてよいという行動全般まで、誤解の範囲が段階的に広がっていることがわかります。商品選択から飲酒量の判断まで、複数の段階で誤解が生じていることが示されています。

では、医師が患者さんに意識してほしいと思う、体重管理の鍵となる「臓器のメカニズム」とは一体どのようなものなのでしょうか。

肝臓と体重の関係について、患者に意識してほしいこと
肝臓と体重の関係について、患者に意識してほしいこと

「肝臓と体重の関係について、患者に意識してほしいこと」について尋ねたところ、『肝機能の低下は基礎代謝にも影響すること(45.0%)』と回答した方が最も多く、『アルコール摂取は肝機能だけでなく体重にも悪影響を及ぼすこと(42.0%)』『肥満は脂肪肝の大きな原因となること(39.6%)』となりました。

肝臓は代謝をつかさどる重要な臓器であり、その機能が低下すると基礎代謝が落ち、結果として「太りやすく痩せにくい体」になってしまうというメカニズムを、多くの医師が患者さんに知ってほしいと考えていることがわかります。

単にカロリーの問題だけでなく、肝臓をケアすることが、巡り巡って体重管理にも繋がるという事実は、多くの方にとって盲点となっているのではないでしょうか。

上位3項目はいずれも4割前後で近い値を示しており、『食べ過ぎや高脂肪食は肝臓と体重の両方に負担となること(34.8%)』も3割以上の医師が挙げています。医師が患者に伝えたい内容は、メカニズムや病態だけでなく、日常の食生活に関する知識まで幅広く及んでいることがわかります。

医師が勧める"飲酒後の体調管理方法"1位は食事管理!お正月明けは肝臓をいたわる"内側リセット"を

年末年始の飲酒が肝臓と体重の両方にリスクを与えることがわかりましたが、具体的にどのような対策が有効なのでしょうか。

飲酒による体重増加や肝臓への負担を抑えるために、特に取り入れやすいと考える対策
飲酒による体重増加や肝臓への負担を抑えるために、特に取り入れやすいと考える対策

引き続き内科医に、「飲酒による体重増加や肝臓への負担を抑えるために、特に取り入れやすいと考える対策」を尋ねたところ、『低脂質・低糖質な食事を意識する(28.4%)』と回答した方が最も多く、『飲酒量を減らす(26.2%)』『肝臓の健康維持をサポートする食品を取り入れる(24.0%)』となりました。

食事内容の見直しや飲酒量の調整といった基本的な対策に加え、約4人に1人の医師が「肝臓の健康維持をサポートする食品」の活用を推奨しています。

忙しい年末年始において、食事制限や禁酒を徹底することは難しい場合も多いため、手軽に取り入れられるサポート食品は、現実的かつ有効な選択肢の一つといえるでしょう。

上位を見ても3割未満という分散した結果となっており、医師が推奨する対策が多様であることがわかります。一方で、『適度な運動をする(1.8%)』は極めて低い値にとどまっています。上位項目が食事内容や飲酒量の調整に集中していることから、日常生活に直結する対策が優先されている傾向が見て取れます。

最後に、「年末年始を経て、肝臓や体をリスタートさせるために意識すべきこと」について尋ねたところ、『食生活を整える(脂質・糖質のとり過ぎに気をつける)(47.8%)』と回答した方が最も多く、『体重や健康状態をチェックする(39.6%)』『休肝日を設ける(38.4%)』となりました。

お正月明けのリカバリーとしては、乱れた食生活を整えることが最優先事項として挙げられました。

また、体重測定などで自身の状態を客観的に把握することや、休肝日を設けて肝臓を休ませることも重要視されています。

また、約3割が「サポート食品の摂取」を挙げており、食事や生活習慣の改善と併せて、肝臓を労わる栄養素を積極的に補うことが、スムーズな体調リセットへの近道であると考えられます。

調査結果からは、最も多いもので約半数、続く回答も4割前後となっており、リカバリーにおいて医師が推奨する対策の優先順位が比較的明確であることがうかがえます。食生活の改善、状態の把握、肝臓の休息、サポート食品の活用といった複数の視点が上位に集まっていることから、リスタートには多角的なアプローチが求められているといえるでしょう。

まとめ

年末年始の「体重増」は肝臓からのSOS?医師推奨のケア方法で代謝を落とさない体づくりを

今回の調査で、週1回以上飲酒する20〜60代の男女の多くが、年末年始は普段よりも飲酒量が増加する傾向にあり、約7割が「体重増加」を経験していることが明らかになりました。

飲酒量の増加によって「体重増加」「体のだるさ」「肝臓の疲労感」を感じる方が多く、約半数がその原因を「おつまみや食事の量」にあると考えているようです。

しかし、医師たちが年末年始の飲酒で最も懸念しているのは、体重増加そのものではなく、アルコール分解の要である「肝臓機能の低下」で、多くの医師が、「肝機能の低下は基礎代謝にも影響する」と指摘しています。

肝臓は、アルコールを解毒するだけでなく、食事から摂取した糖や脂質をエネルギーに変える「代謝」の中心的な役割を担っています。
そのため、連日の飲酒によって肝臓が疲弊してしまうと、本来行われるべき代謝活動がスムーズにいかなくなり、結果として「燃えにくく、溜め込みやすい体」へと変化してしまうのです。

つまり、「お正月太り」の正体は単なる食べすぎによる一時的なカロリーオーバーだけではなく、肝臓の疲れによる「代謝機能のダウン」が深く関係している可能性が高いといえます。

「焼酎やハイボール」「糖質ゼロ・カロリーオフ」なら太らないという説を約半数の医師が誤解だと判断した背景には、こうした医学的な根拠があると考えられます。

そのような背景から、飲酒による体重増加や肝臓への負担を抑えるために取り入れやすい対策として、「低脂質・低糖質な食事」「飲酒量を減らす」「肝臓の健康維持をサポートする食品の摂取」が多く見られました。

また、年末年始のリカバリー策として「食生活の改善」や「健康状態のチェック」「休肝日」といった基本的な生活習慣の見直しに加え、約3割が「肝臓の健康維持をサポートする食品」の活用を推奨しています。

肝臓の働きを助ける成分を含む食品を日常的に取り入れることは、忙しい現代人にとって無理なく続けられる「内側からのリセット術」といえるでしょう。

新しい一年を健やかで軽やかにスタートさせるために、体重計の数字だけでなく、自身の肝臓の声にも耳を傾け、内側からのケアを始めてみてはいかがでしょうか。

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