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自然食研 食養生の知恵をいまのかたちに

「水分補給代わりのお酒」は危険?
約4人に1人が不調を経験する夏の飲酒、
無理なく楽しむための方法とは?

喉の渇きをアルコールで潤すのはNG!夏も安全にお酒を楽しむ新常識とは?

株式会社自然食研(所在地:大分県豊後高田市、代表者:佐々木 興平)は、①週1回以上お酒を飲む習慣がある20~50代の男女/②内科医・消化器内科医を対象に、「熱中症と飲酒についての意識」に関する調査を行いました。

近年、記録的な猛暑が続く中、お酒で喉を潤すことは夏の大きな楽しみの一つです。
しかし、大量の発汗や夏バテで疲労した身体へのアルコール摂取は、脱水状態や身体への負担につながる可能性があり、翌朝の重だるさや不調を感じることがあります。
では、一般の方は夏場の飲酒によって起こり得る熱中症との関係について、どの程度認識しているのでしょうか。

調査概要:「熱中症と飲酒についての意識」に関する調査

調査期間
2026年6月12日(金)~2026年6月15日(月)
調査方法
PRIZMAによるインターネット調査
調査人数
1,011人(①504人/②507人)
調査対象
調査回答時に①週1回以上お酒を飲む習慣がある20~50代の男女/②内科医・消化器内科医と回答したモニター
調査元
株式会社自然食研
モニター提供元
サクリサ

※この調査の内容は、あくまで内科医・消化器内科医を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。

「飲み過ぎた翌日は、熱中症に注意が必要!」約3割が知らない、アルコールの利尿作用と熱中症の危険な関係

はじめに、週1回以上お酒を飲む習慣がある20~50代の男女に、夏場の飲酒時の習慣についてうかがいました。

夏場の飲酒習慣に関するアンケート結果グラフ
夏場の飲酒習慣調査|「空腹時の飲酒」が39.1%で最多(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)

「夏場にお酒を飲む際に当てはまる内容」について尋ねたところ、『空腹なのに、お酒を飲むことがある(39.1%)』と回答した方が最も多く、『汗をかいた後に、そのままお酒を飲むことがある(36.1%)』『喉が渇いていると、一口目はお酒を飲むことがある(32.9%)』となりました。

空腹なのにお酒を飲む方が約4割存在することが明らかになりました。
また、汗をかいた後や喉が渇いているときに、水分補給よりも先にお酒を口にする傾向も見られます。

一方で、突出して一つの行動だけが多いのではなく、複数の習慣が比較的近い割合で並んでいる点も特徴です。つまり、夏場の飲酒では特定の人だけの行動ではなく、多くの人が状況に応じて似たような飲み方をしている可能性があります。暑さによる環境の変化が、飲酒前後の行動にも少なからず影響を与えている様子が読み取れる結果となりました。

では、アルコールが身体に与える影響についてはどう認識されているのでしょうか。

「『飲みすぎた翌日は、アルコールの利尿作用などにより脱水状態になりやすく、熱中症に注意が必要』という情報を知っていたか」と尋ねたところ、約7割が『よく知っている(24.8%)』『やや知っている(48.4%)』と回答しました。

多くの方が、アルコールの利尿作用やそれに伴う脱水・熱中症に注意が必要であると認識していることが判明しました。

一方で、残る約3割は十分に認識していないことも明らかになりました。夏は飲酒の機会が増える季節でもあるため、こうした知識の差が熱中症リスクへの備えという行動面にも影響を及ぼしかねません。夏場の飲酒と熱中症の関係について、改めて考えるきっかけとなる結果といえるでしょう。

では、夏の暑い日のお酒を飲んで不調を感じた経験がある方はどのくらいいるのでしょうか。

夏の飲酒後の体調不良経験に関するアンケート結果グラフ
夏の飲酒後の体調不良経験|4人に1人が経験ありと回答(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)

「夏の暑い日にお酒を飲んだ直後や翌朝に、『熱中症』や『脱水症状』を疑うような不調を感じたことはあるか」と尋ねたところ、約7割が『ない(73.4%)』と回答した一方で、『ある(26.6%)』という方が4人に1人見られました。

大半の方は不調を感じた経験がないものの、一定数が熱中症や脱水症状を疑う体調不良を経験していると考えられます。
この結果から、夏場の飲酒後に体調不良を経験するケースが決して珍しくない状況がうかがえます。

約4人に1人という割合は決して少なくなく、夏場の飲酒後の体調について一定数の人が何らかの違和感を覚えていることを示しています。また、「ある」「ない」が明確に分かれる結果となったことから、飲酒量だけでなく、その日の体調や環境、飲酒時の状況など、さまざまな要因が関係している可能性も考えられます。夏場は普段以上に体調の変化に注意を払うことの重要性を改めて感じさせる結果といえるでしょう。

では、実際に体調の変化を感じた方は、具体的にはどのような不調があらわれたのでしょうか。
ここからは、『ある』と回答した方に聞きました。

飲酒後に感じた体調不良の症状に関するアンケート結果グラフ
飲酒後に感じた不調の内容|「倦怠感・だるさ」が70.2%で最多(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)

「具体的にどのような不調を感じたか」と尋ねたところ、『倦怠感・だるさ(70.2%)』と回答した方が最も多く、『頭が重たい感じ(47.0%)』『吐き気・胃腸の不調(33.6%)』となりました。

約7割が『倦怠感・だるさ』を挙げており、飲酒後に全身のだるさを実感している方が圧倒的に多いことがわかります。
次いで、『頭が重たい感じ』や『吐き気・胃腸の不調』といった不調も上位に並びました。
これらの不調は一般的な二日酔いとも似ていますが、夏の暑い日という環境下においては、アルコールの利尿作用による脱水や熱中症の初期サインが重なっている可能性も考えられます。

複数の症状が挙げられていることから、不調の現れ方は一つではないことがわかります。夏場の飲酒後は、「いつもの二日酔い」と思い込まず、自身の体調変化を丁寧に確認することも大切だと考えられます。

具体的な体調の変化が明らかになりましたが、その原因についてはどのように考えているのでしょうか。

「夏の暑い日にお酒を飲んだ直後や翌朝に、『熱中症』や『脱水状態』を疑う不調を感じた『原因』は何だったと考えているか」と尋ねたところ、『水分補給が足りなかった(60.5%)』と回答した方が最も多く、『お酒を飲みすぎた(44.0%)』『お酒を飲むペースが速すぎた(31.3%)』『暑さによる体力の消耗や夏バテ(31.3%)』となりました。

約6割が、不調を招いた要因は『水分補給が足りなかった』ことだと考えていることがわかりました。
次いで、「飲みすぎた」や「ペースが速すぎた」「暑さによる消耗」が上位に入っており、アルコールの量や飲み方そのものに課題を感じている状況もうかがえます。
これらの結果から、夏の飲酒で体調を崩さないためには、水などを意識的に挟むことに加え、アルコールの摂取量やペース配分といった自己管理が重要になると推察されます。

この結果からは、一つの要因だけではなく、複数の要素が重なって体調不良につながったと感じている人が少なくないことがうかがえます。また、飲酒量そのものだけでなく、飲み方やその日の体調、夏特有の暑さなど、さまざまな場面を振り返って原因を捉えている様子も読み取れました。日頃の飲酒習慣を見直すきっかけにもなりそうです。

回答した医師の約9割が危惧する熱中症による身体への負担とは

ここまでは、週1回以上お酒を飲む習慣がある20~50代の男女の声を見てきましたが、医療の専門家は夏場の飲酒リスクをどのように捉えているのでしょうか。
ここからは、内科医・消化器内科医にうかがいました。

医師への過度な飲酒による熱中症リスクに関するアンケート結果グラフ
医師への意識調査|約9割が熱中症リスクを懸念と回答(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)

「夏場における『過度な飲酒』は、熱中症や脱水状態のリスクを高める要因になると思うか」について尋ねたところ、約9割が『とてもそう思う(47.1%)』『ややそう思う(42.8%)』と回答しました。

大多数が、夏場の過度な飲酒に対して懸念を持っていることが明らかになりました。
専門家の視点から見ても、過度なアルコールの摂取が脱水や熱中症の引き金になるリスクは高いと認識されていることが判明しました。

一方で、お酒を飲む機会が増える夏は、「少し飲み過ぎたかな」と感じる場面も少なくありません。暑い日に冷たいお酒を楽しむこと自体は珍しいことではありませんが、その日の気温や体調、発汗量によっては、普段と同じ飲み方でも身体への負担が大きくなることがあります。夏場は飲酒量だけでなく、その日のコンディションにも目を向けながら、お酒を楽しむことが大切だといえそうです。

では、実際に飲酒をする生活者のリスク認識について、医師はどのように見ているのでしょうか。

「『飲酒翌日は熱中症のリスクが高まること』について、患者・生活者は十分に理解していると思うか」と尋ねたところ、約8割が『十分に理解していると思う(35.7%)』『やや理解していると思う(45.2%)』と回答しました。

リスクについて理解を示している患者・生活者が多いと認識される傾向にあるようです。しかし、「理解していないと思う」という方も一定数おり、認識が社会全体に十分に行き渡っているとはいい切れない状況もうかがえます。

実際には、「飲酒翌日は水分を多めに摂ろう」「暑い日は気を付けよう」と漠然と意識していても、具体的にどのような行動がリスクにつながるのかまでは把握していない方もいるかもしれません。夏は屋外で飲酒を楽しむ機会や、汗をかいた後に冷たいお酒を飲みたくなる場面も増える季節です。何気ない習慣が体調に影響する可能性もあるため、一度自分の飲み方を振り返ってみることも大切ではないでしょうか。

そのような中、夏の飲酒において一般の方がついやってしまう危険な行動は何なのでしょうか。

医師が指摘する危険な飲酒行動に関するアンケート結果グラフ
医師が指摘する危険な飲酒行動|「水分補給代わりの飲酒」が最多(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)

「夏場の飲酒時において、熱中症リスクがあるにもかかわらず、一般の方が行いがちな行動」について尋ねたところ、『水分補給の代わりにお酒を飲むこと(48.3%)』と回答した方が最も多く、『汗をかいた後にすぐ飲酒をすること(46.4%)』『喉が渇いた際に、水分補給より先にお酒を飲むこと(40.6%)』となりました。

懸念する行動として、「水分補給代わり」「汗をかいた後にすぐ」「喉が渇いた際」といった、身体が水分を欲しているタイミングでの飲酒が上位を占める結果となりました。
これらは、夏の過酷な暑さの中で冷たいお酒による爽快感を得ようとする行動だと考えられます。

生活者にとっては喉を潤す日常的な楽しみ方であっても、医学的な観点からは危険視される習慣であることが浮き彫りになりました。

回答割合も4割前後で並んでおり、特定の行動だけではなく、複数の習慣が広く見られていると医師が感じていることがわかります。また、「汗をかいた後」「喉が渇いたとき」などは、日常生活の中でも起こりやすい場面であるため、多くの人が無意識のうちに同様の行動を取っている可能性も考えられます。身近な習慣だからこそ、一度振り返ってみることが大切だといえそうです。

では、夏場に安全にお酒を楽しむためにはどのような点に注意すべきなのでしょうか。

「夏場に飲酒する方に対して医師として伝えたい注意点」について尋ねたところ、『飲酒前・飲酒中・飲酒後にこまめな水分を摂る(46.0%)』と回答した方が最も多く、『汗をかいた後にすぐ飲酒しない(45.6%)』『炎天下や高温多湿の場所で飲酒を避ける(37.5%)』となりました。

飲酒のタイミングを問わず、継続的に水分を補給することの重要性が示されました。
また、汗をかいた直後の飲酒や、炎天下や高温多湿の場所での飲酒を避けるべきだという指摘も上位に挙がっています。
アルコールの摂取量のコントロールに加え、飲む前後の行動や環境選びも体調管理の重要なポイントになると考えられます。

いずれも特別な準備が必要な対策ではなく、飲酒時のタイミングや環境を少し意識することで取り入れやすい内容です。また、回答割合にも大きな差はなく、複数のポイントを組み合わせて実践することが重要だと考えられていることもうかがえます。夏の飲酒では、普段以上に体調を意識した行動が求められそうです。

医師が勧める意識すべき栄養素・成分に関するアンケート結果グラフ
医師が勧める意識すべき栄養素|「ミネラル」が44.0%で最多(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)

最後に、「夏場の飲酒時に体調管理の観点から意識した方が良いと考える栄養素・成分はあるか」と尋ねたところ、『ミネラル(44.0%)』と回答した方が最も多く、『ビタミンC(41.0%)』『ビタミンB群(38.9%)』となりました。

発汗やアルコールの代謝によって失われやすい『ミネラル』や「ビタミン類」が上位に選ばれる結果となりました。
また、しじみなどに含まれるアミノ酸の一種である『オルニチン』を挙げる回答も一定数見られました。
夏場の飲酒を楽しむためにも、普段の食事からこれらの栄養素や成分をバランスよく取り入れることが大切であると考えられます。食事だけで十分に補うことが難しい場合は、サプリメントなどを活用しながら栄養補給を行うことも選択肢の一つとなるでしょう。

医師は複数の栄養素を総合的に意識することが大切だと考えていることがうかがえます。また、「オルニチン」を挙げる回答も一定数見られ、飲酒機会の多い方の栄養管理に関心が寄せられていることも特徴です。毎日の食生活の中で栄養バランスを意識することに加え、自身の生活スタイルに合わせた栄養補給を考えるきっかけとなる結果といえるでしょう。

まとめ

夏場の飲酒には隠れたリスクが潜む。適切な水分・栄養補給で安全に楽しむ意識を

今回の調査で、生活者の夏場の飲酒習慣には、医師が危惧するリスク要因が潜んでいることが明らかになりました。

週1回以上お酒を飲む習慣がある20~50代の男女の多くが、「飲みすぎた翌日は、アルコールの利尿作用などにより脱水状態になりやすく、熱中症に注意が必要」という知識を持ちながらも、実際には「空腹時」「汗をかいた後」「喉が渇いたとき」に水分補給より先にお酒を飲んでしまう傾向が見られました。

その結果、4人に1人が、夏の暑い日にお酒を飲んだ直後や翌朝に熱中症や脱水を疑うような「倦怠感・だるさ」「頭が重たい感じ」「吐き気・胃腸の不調」などの不調を経験しています。
不調を感じた原因としては、多くの方が「水分補給不足」を自覚していることがわかりました。

また、回答した医師の約9割が、夏場における過度な飲酒は熱中症や脱水状態のリスクを高める要因になると指摘しています。
特に、生活者がやりがちな「水分補給代わりの飲酒」に対しては強い懸念が示されました。注意点としては、「飲酒前・飲酒中・飲酒後にこまめな水分を摂る」「汗をかいた後にすぐ飲酒しない」「炎天下や高温多湿の場所での飲酒を避ける」ことが上位に挙げられています。

さらに、回答した医師からは、夏場の飲酒時に意識した方が良い栄養素として「ミネラル」「ビタミンC」「ビタミンB群」が上位に選ばれる結果となりました。
また、しじみにも含まれる「オルニチン」などを取り入れることも、体調面の観点からも役立つと考えられます。

しかしながら、夏の暑さで食欲が落ちやすい時期に、これらの栄養素を毎日の食事だけで過不足なく摂取するのは難しい側面もあります。
そのようなときは、日常の食事バランスに気を配りつつ、サプリメントなどを上手に活用して効率的に成分を補うことも、健康維持の一助となるでしょう。
厳しい暑さが続く環境下においても、自身の体調と正しく向き合い、水分補給と適切な栄養摂取の両面から対策を行うことが、無理なくお酒を楽しむためのカギとなりそうです。

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