医師の約9割が50代はお酒の付き合い方を見直すことが重要だと回答!
50代の多くが飲酒による身体の変化を実感しているのに対し、医師はどのような見解を持っているのでしょうか。
ここからは、内科医・消化器内科医にうかがいました。
50代はお酒との付き合い方を見直すことが重要な年代か|『非常にそう思う』が51.6%で最多(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)
「50代は、20〜30代と比べて、お酒との付き合い方を見直すことが重要になる年代だと思うか」と尋ねたところ、9割以上の方が『非常にそう思う(51.6%)』『ややそう思う(44.6%)』と回答しました。
医師の多くが「50代はお酒との付き合い方を見直ことが重要」と回答しました。医師の視点からも、50代はお酒との付き合い方を見直すタイミングと捉える回答が多く、この結果から50代は健康と飲酒の関係を改めて考えるきっかけとなりそうです。
若い頃から続けてきたお酒の楽しみ方は、年齢を重ねてもそのまま習慣として続いていることがあります。一方で、50代になってから飲酒量や飲む際の意識、飲酒後の感じ方などに変化があれば、これまでの飲み方を振り返る一つのタイミングにもなります。「以前からこの飲み方だから」と続けるのではなく、若い頃と現在で何が変わったのかを改めて確認することは、これからのお酒との付き合い方を考えるうえでの一つの視点です。50代からもお酒を楽しんでいくために、現在の自分に合わせた飲み方を考えることがポイントになりそうです。
9割以上の医師が、お酒との付き合い方を見直すことが重要だと回答している50代ですが、もし若い頃と同じ感覚で飲み続けた場合、具体的にどのような影響があるのでしょうか。
「50代の方が、若い頃と同じ感覚やペースで飲酒した場合、どのような身体の変化が考えられるか」と尋ねたところ、『翌日に倦怠感やだるさを感じる(46.2%)』が最も多く、『翌日まで飲酒の影響を感じやすくなる(39.8%)』『酔いが回りやすくなる(36.4%)』と続きました。
医師から見ても、50代が若い頃と同じ感覚で飲酒すると、「翌日の倦怠感」や「コンディションの低下」などの回答が挙がりました。週1回以上飲酒する50代の男女を対象とした調査で多くみられた、「お酒が残りやすくなった」「酔いが回るのが早くなった」といった実感とも重なっており、年齢を重ねることで、飲酒による身体への負担を感じやすくなることがうかがえます。
「若い頃と同じ感覚」という点は、50代のお酒との付き合い方を考えるうえで一つの着目点になりそうです。飲酒のペースや一度に飲む量などは、長く続けているほど自分なりのスタイルとして定着していることもあります。しかし、今回の調査では50代の方自身が若い頃との違いを感じており、医師からも若い頃と同じ感覚やペースで飲むことについてさまざまな身体の変化が挙げられています。これまで当たり前だった飲み方を基準にするのではなく、現在の自分がどのように感じているかを振り返ることも、50代からのお酒との付き合い方を考える視点の一つといえそうです。
若い頃と比べ、体調への変化について回答がある中、これからもお酒を楽しむために、年齢に応じたケアをすることはどの程度重要と考えているのでしょうか。
年齢に応じたケアの重要性|『とても重要だと思う』が50.0%で最多(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)
「年齢に応じたケア(飲み方の見直しや栄養補給など)を意識・実践することは重要だと思うか」と尋ねたところ、約9割が『とても重要だと思う(50.0%)』『やや重要だと思う(44.4%)』と回答しました。
9割以上の医師が、飲み方の見直しや栄養補給などを含む「年齢に応じたケア」について、重要だと回答しました。
ここでいう「年齢に応じたケア」は、何か一つの方法に限定されたものではなく、飲み方を見直したり、栄養補給を意識したりすることも含まれています。50代からのお酒との付き合い方を考えるとき、飲酒する場面だけに目を向けるのではなく、普段の生活の中でできることまで視野を広げることも一つの考え方です。これまで見てきたように、若い頃と現在では飲み方や飲酒後の感じ方に違いがみられるからこそ、「お酒をどう飲むか」に加えて「日頃どのようなことを意識するか」という視点も、これからのお酒の楽しみ方を考えるうえでポイントになりそうです。
年齢に応じたケアが重要だと回答した医師は、お酒を飲むにあたって具体的にどのような栄養成分を補うべきだと考えられているのでしょうか。
意識して摂取すべき栄養成分|『ビタミンB群』が47.3%で最多(調査:自然食研 / モニター提供:サクリサ)
前問で『とても重要だと思う』『やや重要だと思う』と回答した方に「50代がお酒を楽しむために、『意識して摂取すべき栄養成分』は何だと考えるか」と尋ねたところ、『ビタミンB群(47.3%)』が最も多く、『ビタミンC(42.2%)』『ミネラル(40.1%)』と続きました。
『ビタミンB群』や『ビタミンC』、『ミネラル』や、しじみ等に含まれる成分として知られる『オルニチン』も31.6%の医師に選ばれました。50代のお酒との付き合い方において、飲酒量や飲み方に加え、50代からのお酒の付き合い方を考えるうえで、こうした栄養成分を意識して摂取したいと回答する医師が多いことがわかりました。
食事や栄養は毎日のことだからこそ、普段どのような栄養成分を摂っているのかを意識する機会は意外と少ないかもしれません。50代からのお酒との付き合い方を考える際も、飲酒する場面だけで対策を考えるのではなく、日頃の食生活や栄養補給まで含めて振り返るという視点があります。今回の調査をきっかけに、普段の食事でどのような栄養成分を摂っているのか、不足が気になるものはないかなど、自分自身の食生活に目を向けてみるのもよいでしょう。お酒の飲み方とあわせて、日々の健康維持という視点から栄養について考えることも、50代からのお酒との付き合い方を見直すきっかけの一つになりそうです。
最後に、年齢に応じたケアを意識・実践することが『とても重要だと思う』『やや重要だと思う』と回答した方に、「年齢を重ねてもお酒を楽しむために、50代から日頃の健康維持に取り入れやすいと思うもの」について尋ねたところ、『健康維持をサポートするサプリメントを活用する(37.5%)』が最も多く、『飲酒前に食事をする(37.3%)』『お酒と同量の水分を摂る(36.7%)』と続きました。
『健康維持をサポートするサプリメントを活用する』が最も多く選ばれたことから、50代以降のお酒との付き合い方では、飲酒量や飲み方はもちろん、日頃の栄養面にも目を向けることが重要と考えられていることがうかがえます。また、『飲酒前に食事をする』『お酒と同量の水分を摂る』といった基本的な対策も選ばれており、日常に取り入れやすい習慣を組み合わせながら、不足が気になる栄養を補う方法の一つとして、サプリメントを取り入れることも選択肢になりそうです。
50代からのお酒との付き合い方を考えるとき、日々の生活の中で無理なく続けられる工夫に目を向けてみるのもよいでしょう。今回の調査では、年齢を重ねてもお酒を楽しむために取り入れやすいと思うものとして、さまざまな方法が挙げられました。ここまで見てきた飲み方の見直しや栄養補給とあわせて考えると、50代からの健康維持には一つの方法だけに目を向けるのではなく、自分にとって取り入れやすい方法を知るという視点もあります。これからもお酒を楽しむために、どのようなことなら日頃の健康維持に取り入れやすいかを考えるきっかけになりそうです。